お金がなくても幸せになれる?お金は心も貧乏にすると感じた体験を紹介
2024年11月12日 15時09分
お金がないって、どんなことを想像しますか。お金がない=服がいつも一緒、食べるものに困る、欲しいものが買えない…などが思い浮かぶかもしれません。
しかしそれだけではありません。
みんながそうであるわけではないけれど、実はお金がない=心の余裕がなくなる、心が貧乏になるという状況が起こりうるのです。
お金への執着が生んだこと
お金がないというのは、日々の生活に大きく影響します。
学校生活、家庭生活、仕事などにも関わってきますね。
私は夫の転職により収入が激減。
その結果、お金がないことが私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。
結果から言うと、お金への執着から生まれた数々のでき事が生まれてしまったと感じています。
世の中お金だけではない、でもそれはきれいごと
世の中お金だけではないという人もいます。
確かにお金がなくても立派に幸せに生活している人も数多くいます。
お金に関する価値観が違うし、それぞれの置かれている環境も大きく違うからだと思います。
しかし、私は収入が激減してお金の心配が多くなった時、家族が元気でいればそれでいい、幸せと思うのはきれいごとだと感じてしまいました。
当時、私は専業主婦として二人の子育てをしていました。
しかし、夫が転職をするといったときから、私の転職活動、そして保育園などの準備、またさまざまな手続きなどあらゆる面で目まぐるしく変化していたと思います。
そうすると、収入が下がる、お金の心配が出てくるということを発端に、忙しさから自分にも余裕がなくなり、他人に対して配慮するという気持ちが全くなくなりました。
家族である夫にさえ。
そうなると、家庭内はギスギスした感じになり、子どもたちへの影響が出てしまったのです。
お金がなかった時の生活を乗り越えると家族の結束は生まれるか
お金がないときの生活を協力して乗り切った時、その先に家族の結束は生まれるでしょうか。
私の経験から、結束は生まれないと思います。
結局、お金がないことで自分のやりたいこともできない、気持ちに余裕もなくなる生活になりました。
それがずっと後に引いているのです。
あの時これができたらよかったなんて。
もう戻ることはできないのに。
お金がなかった時の自分の思いを今でも家族の間で口に出すこともできません。
それは相手への恨み節になるからです。
そうなると、自分の思いは墓場まで持っていかなくてはいけないでしょう。
そう考えると、お金がない生活の副作用はいつまでも続いていくと思います。